![]() さて、SQL Server での開発環境が整うと、次に必然的に必要となる作業が、アプリケーションの実行環境へのデータベースのコピーや移動といった操作です。 Pervasive.SQL の場合は個々のファイルをコピー・移動するなりして、Magic のデータベーステーブルや Windows の環境変数などを使ってパスを整えるだけでその処理が完了していたのですが、SQL Server の場合はテーブル単位でのファイルという概念がありませんので、コピーや移動などの操作をデータベース単位で行ってやる必要があります。 逆の言い方をすれば、テーブル単位でファイルが分散する危険性がありませんので、データベースの一元管理が容易になります。また、照会リンクや書出リンク以外に、SQL 特有の結合リンクや外部リンクの機能なども利用できるようになりますので、より一層、柔軟なプログラムを作成できるようになります。 |