![]() リッチクライアントのアプリケーションを作成する際に、デバッグするうえで必ず必要となる処理に、排他制御の動作検証という問題があります。排他制御の動作検証を行うには、uniPaaS をマルチスレッドモードで実行させる必要があるのですが、基本的には Studio 開発版は1スレッドモードでしか動作しないため、プログラムリポジトリから F7 でプログラムを実行させる場合も、あるいは .Net Framework のマニフェストファイルから実行させる場合にも、排他制御問題を正しくチェックすることができません。 そこで今回はこの問題を解決するために、Studio 開発版だけを用いてマルチスレッドを実現させる方法について解説します。これはリッチクライアントアプリケーションだけに限らず、Web サーバを経由してアプリケーションを実行させるすべての実行モード(Web マージアプリケーションやブラウザクライアントアプリケーション)に対しても適応できます。 |