![]() 今回は、データベーステーブルのデータを外部に持ち運ぶ手法について解説します。アプリケーションを開発する過程においては、開発者の環境とアプリケーション利用者の環境との間で往々にしてデータを持ち運ぶ必要性にかられます。 これまではそれを実行するために、データをテキストファイルに出力して持ち運んだり、あるいはデータベーステーブルのデタッチ・アタッチや、バックアップ・リストア等の手間のかかる外部作業を行ったりしてこれを実現してきました。 しかしながら、Magic xpa に SQLite エンジンが標準で添付されるようになってからは、外部のユーティリティをまったく利用しなくても、容易にデータを変換しながら持ち運ぶことができるようになりました。Magic に同梱された SQLite ゲートウェイは、自己完結の精密さでこれを行いますので、安心してデータを移行したりすることができます。 また、SQLite は名前が「Lite」であるとは言えど、1ファイル最大140TB(テラバイト)までのデータベースを管理することが可能なスペックとなっており、なおかつ他の大型 DB のように1データベースに複数のテーブルをまとめて保管することも可能ですので、アーカイブ目的としての利用も可能です。 それでは具体的にその活用法について学んでいくことにしましょう。 |