ホーム‎ > ‎Magic xpa‎ > ‎Magic xpa 新連載概要‎ > ‎

第154回 Magic xpa 4.6.1 + Xcode 11で iOS プロジェクトをビルドする

2021/01/05 0:05 に Masanobu Tanda が投稿   [ 2021/01/05 1:15 に更新しました ]
2020年12月31日

 Magic xpa 4.6から xpa 4.6.1へのバージョンアップは、Magic 本体にとってはマイナーバージョンアップのレベルでしたが、そこに添付された iOS プロジェクトに関しては、それまでの Xcode 10までの対応から Xcode 11への対応が正式に実現された大きな節目となりました。

 Xcode 11では、Apple 社による仕様変更により、モーダルウィンドウのデフォルト表示が従来のフルクリーン表示からモーダルビューの本来の表示形式であるカード型に変更されていたり、あるいは iPhone X から取り入れられたノッチデザインの影響などにより、画面表示周りにいくつかの仕様変更がなされています。

 したがって、Magic 4.6以前に同梱された iOS プロジェクトを Xcode 11でそのままビルドすると、フルスクリーンで表示されるべきウィンドウがモーダルビューとなり、それをフリックすることでアプリがフリーズしてしまったり、あるいは iPhone を横置きにするとテーブルコントロールのタイトル行が隠れてしまったりする等の不具合が生じていました

 これらの問題が、今回の xpa 4.6.1へのバージョンアップで正式に解消されたことになります。

 併せて、Xcode 11ではアプリアイコン名の登録方法や、アプリへの署名手順もこれまでの作法とは一部異なる点も生じてきましたので、今回の解説ではこれらも含めて順を追って解説してまいりたいと思います。

 また、本記事では USB ケーブル直結によるビルドと、インストーラ(ipa ファイル)経由のインストールの両方を解説してまいります。従いまして、Xcode 11のインストールに併せて、あらかじめ「Apple Configurator 2」のインストールも行っておいてください。これらはすべて Mac App Store からダウンロードが可能です。

 なお例により、本記事の内容を実行するには、あらかじめ Apple Developer Program への登録と、開発用証明書の取得、およびアカウントへの実行デバイス(ご自分の iPhone)の登録が必要となります。これらの手続きがまだお済みでない方は、下記の Apple 社のページを参照して手続きを完了させておいてください。 

Apple Developer Program

 ※これらの登録手順の詳細は、マジックソフトウェア社主催の「Magic xpa iOS 導入トレーニングコース(1日間)」でも解説しています。必要に応じてトレーニングにご参加ください。

マジックソフトウェア社・トレーニング

(以降、本編に続きます。本編ご購読のお申込みはこちらです)

第153回(2020年12月31日号)目次

1 事前に必要となる準備事項
2 Magic に添付された iOS プロジェクトのコピー
3 xcodeproj から Xcode 11を起動
4 Xcode 11起動時の画面
5 MagicApp の General タブの表示
6 iPhone 実機でいきなり実行を試す
7 デバイスを選択してプロジェクトを実行
8 ビルド失敗の内容
9 ビルドエラーの詳細
10 自動署名への切り替え
11 自動署名への切り替えの確認
12 開発チーム(開発者)の選択
13 プロジェクトの再実行
14 通知の送信を許可
15 RIA アプリの稼働先を指定
16 RIA アプリの起動
17 アプリアイコンの確認
18 アプリアイコン名の変更
19 プロジェクトの上書き再実行
20 変更後のアプリ名の確認