Pervasive ではレコードの更新が常に「レコード単位の上書き更新」となるのが常ですが、SQL においてはカラム単位の上書き更新が可能となっています。このため、レコード単位の排他を特に意識しなくとも、マルチユーザ環境において時系列順での上書き更新でレコードの整合性を取ることができます。 四則演算を伴う数値型のカラムについても、差分更新の機能を使用することにより、ロックにたよらずに時系列順での上書き更新が可能となります。これは特に、今後リッチクライアントのアプリケーションを構築するうえでも、重要な考察ポイントとなります。 |